【ジョブ】フードデリバリー パシリ配達員 半年間やってみた 体験談

【ジョブ】フードデリバリー パシリ配達員 半年間やってみた 体験談

始める前の事前準備と注意点

まず最初に、我々のこれから始める配達員について、いわゆるパシリである。

パシリとは使い走りの俗語であり、用事を命じられてあちこちに使いに出されたり、買い物に行かされたりする事である(weblioより

要するにお客様がスマホアプリで商品を注文すると、お店に注文が入り、近くにいる配達員のスマホアプリに連絡が来て、アプリに表示された住所に商品を取りに行き、アプリ表示された住所に届けるパシリをすればよい。

尚、注文を受ける際に、報酬、配達距離が表示される。

それを確認して注文を受ける、受けないを選ぶことができる。

事前準備について。

  • スマホにアプリをダウンロード
  • 住所、銀行口座、車両登録
  • 最寄りのOfficeに行って記載事項の最終確認、説明、本登録(2020年3月時点)
  • 配達用バッグの購入

事前準備が終わって、バッグが手元に届いたら、パシリ配達員として稼働ができる。

登録が完了したアプリを開くと、上記の画面表示。

出発ボタンを押すと、配達開始。

配達を始める前の注意点は現金払いを受け付けするか、しないか。

アプリ画面の右下のボタンをクリックすると現金払い受付をオン、オフで切り替えできる。

現金払いを受け付ける場合は釣り銭の用意が必要。

稼働方法について、徒歩、自転車、バイク、軽貨物で稼働ができるので事前に準備が必要。

配達に役立つ便利グッズ

配達バッグの中は100均で買った保護シート、保冷バッグ、タオル。

保護シートやタオルで、配達する商品の隙間を埋めたり、冷たい飲み物や食事は保冷バッグ。

配達中はスマホホルダーがあると便利。

モバイルバッテリー必須。

1日稼働するなら10000mAhあると安心。

ハンドルバーに取り付けるバッグがあると便利。

バッテリーや小物を入れて、スマホをバッテリーに繋いで稼働。

自転車稼働は荷台があると楽。

シーポストに固定できる荷台、スチールシェルフ、結束バンドで固定。

ちなみにバッグは2.8kg、食事を入れる事を考えると、最低10kg以上の重さに耐えれる必要あり。

雨の日の稼働はレインウェアとスマホ防水ケース必須

体力勝負の自転車稼働、暑い時期のバイク稼働。

100均の雨ガッパはさすがに蒸れてきついので、水は通さないけど、蒸気は通す透湿防水素材がおすすめ。

ワークマンのイージスが手頃な値段でおすすめ。

更に軽量な物を求める方はアウトドアブランドがおすすめ。

金額が上がるほど機能性、デザイン性も上がる。

余計なストレスはなるべく無くしたい。

完全防水なスマホケースが安心

よくある配達トラブル

配達中のトラブルはアプリ画面左上の3本戦をタップするとヘルプメニューがあるので、対処方法が記載されている。

よくあるトラブルを3つ。

住所不備

実際の住所とアプリのピンで表示される場所が違う。

アプリ内のメッセージもしくは電話でお客さんに連絡をして確認する。

お客さんと連絡がつかない

住所不備で連絡もつかず、商品を届けることができない場合、画面の10分カウントに従う。

10分経過したら商品は廃棄。

商品の破損

気づいた時点でサポートセンターに報告。

お客様に渡す時に気づいたら、お客様に事情を説明、サポートセンターに報告。

稼ぎ時について
  • ランチタイムとディナータイム
  • 雨の日、寒い日、暑い日

概ね需要があるのはランチ、ディナー、もしくは外に出るのが面倒な場合。

都市の規模によって単価料金は変わる。

そりゃあ都市人口1400万人の東京都市圏と地方では雲泥の差。

大都市では体力と土地勘があってスムーズに配達できれば、1ヶ月に100万も夢じゃないのだろう。

ここまでくると、もう尊敬である。

稼いだお金にかかる税金について

確定申告して所得税を納める必要あり。

副業の場合、年間20万円を超えれば確定申告。

専業の場合は最寄の税務署に開業届を提出、青色申告で複式簿記で記帳すると節税できる。面倒なので会計ソフトを使うのが無難。

配達マニュアル、交通ルール、納税ルールを守る

YouTubeでフォロワー数万人のインフルエンサーの方の動画を参考にすると雰囲気が掴めて個人的によいと思う。

パシリ配達員は人種も職業も多様である。

概ね街中で見かけるのは、専業パシリ、副業パシリ、学生パシリ、主婦・主夫パシリ、留学生パシリ、定年リタイヤパシリだろう。

まずパシリ配達員マニュアルに従い、仕事を干されないよう忠実なパシリになる事をおすすめする。

交通違反で、無駄な出費と無駄に時間を使うことはとにかく避けたい。

確定申告を行い、税金を納める事で社会からパシリ配達員という職業が認知され、信用につながる。

始めた頃は意外と稼げると勘違いするが、個人事業主である事を忘れてはいけないのだ。会社員やバイトのように給料から天引きされないので、別に経費がかかり、所得税を別途払う必要がある。フリーランスだったら更に保険料、市県民税の支払いも必要である。