フェリーで1日を過ごす
気づいたら爆睡してしまって起きたら朝の8時。
スマホを見たら電波がない。しばらく電波は入らないっぽい。
トイレに行って、歯を磨いてから、大浴場に向かう。
サウナに露天風呂もあるのは嬉しい。いつも行くスーパー銭湯の高温サウナのように入って3分くらいで汗びっしょりとはいかず、10分以上入ることとなった。サウナで汗を流して、露天風呂へ。船上から海を眺めながら湯船に浸かるのは、なんとも言えない優越感。これで入り放題は嬉しい。
自販機でカップラーメンを買う。昨日は夜飯を抜いたので朝から空腹。
カフェも営業している。軽食もある。
カフェの周りは自由席でカフェで注文した食事や飲み物、売店や自販機で買った食べ物もここに座って食べることができる。朝からアルコールを飲んでる人も多い。
カフェの奥はレストランでランチタイムとディナータイムに営業している。
ランニングマシーンがあったので、使うことに。ここ半年は毎日走ってるので、旅行中もできれば走りたいのでちょうどよかった。時速を一番早い8キロに設定して1時間走ったのでちょうど8キロ走ったことになる。
汗をかいたので大浴場でサウナと露天風呂。幸せだ。
風呂上がりの一杯。せっかく旅なので半年ぶりにアルコールを解禁。今回の旅ではアルコールを飲んだらどうなるのか様子見してみようかと思っている。出発前に測った体重と血圧が帰宅後どうなってるか楽しみだ。ちなみに出発前は運動、入浴、禁酒を半年間続けて血圧はやや高めだが正常値。そんなことを考えながらカフェの前にある窓際の席で海を眺めながら飲み始める。しかし久しぶり過ぎて飲み終わる頃には酔っ払って、部屋のベッドに戻って横たわったら寝てしまった。
起きたら頭が痛い。たった500mlのビール1本で二日酔いとは。やっぱアルコールは合ってないなと思いながら身体を起こす。2時間くらい寝ただろうか、時間は昼過ぎで船は秋田のあたりを走行していた。スマホを見たら電波が復活していた。
カフェの前にあるテレビをしばらく見て時間を潰していた。
夕方、甲板に出ると松前半島が見える。
気づいたら陽がくれて、少し肌寒い。
せっかくなのでレストランで晩飯を。ザンギ定食。唐揚げとの違いが分からず、でも美味いからいいや。
食事を終えて部屋に戻り荷物をまとめて降りる準備を始める。
苫小牧東港から札幌までツーリング
船は定刻の20時半に苫小牧東港に到着した。
船を降りると真っ暗。肌寒いのでレインジャケットを着る。市街地までは20km離れていて30分くらい。事前に調べた情報では市街地にネットカフェ自由空間があるらしく、とりあえず市街地に向かってバイクで走る。
道がだだっ広い。これが北海道かと思いながら暗闇を走る。ナビで確認すると山間を越えて市街地に行くルートが一番早いのでナビに任せて、山間をしばらく走ってたら霧がすごくて前が見えない。ハイビームをローにしても見えない。しょうがないの道を戻って、海沿いから市街地を目指す。しばらくして市街地に入り信号待ちしてたら隣に滋賀の山奥で一緒だったハンターカブが。しばらく走ってたらバイパス沿いに自由空間の看板が見える。ハンターカブは自由空間の駐車場に入っていった。
自分も入ろうかと思ったが、ちょうど道標に札幌まで80kmと表示されているのに気づく。この時点で21時30分前だった。昼寝をしてしまったせいなのか、初めての場所のせいなのかまだ目が冴えていた。
札幌まで行けば、オロロンラインも近くて翌日の予定が楽になる。ネットカフェも選べるくらい沢山あるので困らない。Googleでオロロンラインに一番近そうなネットカフェを調べたら、都心から少しはずれた場所に快活クラブがある。ナビで確認したら今いる場所から1時間半。23時過ぎには到着できそうだ。道も街中を走るので明るくて運転もしやすい。
着いて早々100kmツーリングすることに。
走り始めて30分くらいで千歳市。馴染みがある名前でホッとする。飛行場を横目に見ながら、ナビを確認すると札幌まではまだまだある。こんな離れた場所に空港はあったんだと思いながら走る。よく考えたら東京も大阪も名古屋も市街地から遠いのだと気づく。走り始めて1時間を過ぎたくらいから道沿いにお店が増える。気づいたら札幌市内。目指す場所は繁華街から少しはずれてるので走ってると遠くに札幌の中心街の夜景が見えて都会だなとちょっと感動する。
快活クラブに到着したのは23時半過ぎだった。
バイクから荷物を下ろしてお店に入って受付をする。フラットシートが空いててラッキーだった。シャワーを浴びて、歯を磨いて、明日の予定を調べて寝ることに。
走行距離 106km 走行時間 2時間