10年ぶりにノンアルコールビールを飲んだら美味くて驚いた
久しぶりに実家に帰ったら、ラガービール一筋40年、毎日350ml缶を3缶開けることを日課にしていた父親がビールをやめてノンアルコールビールを飲んでいた。
どうやら尿酸値が高いらしい。(ちなみに自分も)
完全にノンアルコールビールにシフトしていて驚いた。
何だか自分がタバコやめる時にVAPEを吸ってたみたいな事をしていて面白い。
自分がノンアルコールなんて飲んだのは10年以上前に2回くらい。
あまり記憶にないけど、わざわざ代わりに飲むほどのもんじゃないと思ったのを記憶している。
父親が飲んでいたのはドイツのクラウスターラーというノンアルコールビール(厳密には微アルコール)だった。
40年間ラガービール一筋だった親父がこれは美味いと言う。
試しに一口飲んだ。
確かに麦とホップの苦味と喉越しは、完全にビールそのものだった。
言われなきゃ完全に騙されそうだ。
自分の10年前に飲んだノンアルコールビールの記憶は現在にアップデートされることとなった。
美味いのだ。
こうしてノンアルコールビール飲み比べが始まった。
ノンアルコールビール飲み比べ
写真の5種類(サントリー、キリン、アサヒ、バドワイザー、ヒューガルデン)とアサヒの微アルコール(ビアリー)を飲み比べて個人的感想を書きたいと思う。
まず最初に飲んだのはサントリーから発売されているオールフリー。
飲んで思ったのは、美味いけど、シャバシャバ感というか、これは好みなのかな、プレミアムモルツなんかも少しさっぱりしてアロマっぽい感じだもんな。
実家で飲んだクラウスターラーの衝撃を思い出すと正直なところ、、、個人的に物足りない。
次に飲んだのはキリンから発売されてるグリーンズフリー。
一口飲んでキリンだって分かる味と喉越し。
麦芽の苦味がしっかりして、ラガービールって感じがして好き。
個人的に一番口にするのがキリンビールで味に慣れてるってのもあるのかな。
笑顔になる喉越し。
次に飲んだのはアサヒから発売されているドライゼロ。
一口飲んで分かるキレの良さ。
やっぱりアサヒビールはキレですな。
キレが良いと、ノンアルコールでもグビグビ飲めてしまうのだと分かりました。
次は海外のビールでバドワイザーゼロ。
お馴染みのアメリカのビール。
このビールの製造方法は一度作ったビールからアルコールだけ取り除く製法なんだとか。
味はそのままバドワイザー。
飲んだ感想は、キレがよくてグビグビいける感じ。
アサヒのドライゼロ同様にキレが良い。
次も海外ビール、人気のベルギーヒューガルデンホワイトのノンアルコール、ヒューガルデンゼロ。
バドワイザー同様、後からアルコールを除去する製法。
今回飲み比べた中でヒューガルデンだけが上面発酵のエールビール。
飲んだ感想は、エールビールなので苦味はなく、オレンジピールの香りとコリアンダーの香りが特徴なのはヒューガルデン同様で美味いんだけど、これをビール飲んでるって感じしないな。
写真にはないけどアサヒのビアリー(微アルコール)を飲んでみました。
これもヒューガルデン同様にエールっぽい仕上がりで、フルーティーな香りがして、美味いんだけど、ビールって感じはしないな〜。
ノンアルコールだったら喉越しかキレの良さ
クラウスターラーのように麦芽の苦味が全面に押し出して炭酸強め、個人的にはこれが一番ビールっぽいかな(微アルコールだけど)。
麦芽の苦味と喉越しだったらキリンのグリーズフリーもいい線いってる。
そしてノンアルコールでもキレの良さだったらアサヒドライゼロ。
浅はかな海外旅行の経験ですが、現地の日本食レストラン行くとビールがスーパードライ率めちゃ高い気がするけど、やっぱこのキレは海外でも受けるのだろうか。
喉越し、キレの良さ、どちらにせよ騙されてグビグビ飲める。
反対にエールビールは味と香りを楽しんで酔うみたいなのが個人的に好きなので、アルコール入ってないと正直寂しくて、不味くないけど、違う飲み物な気がする。
この理由でサッポロから発売されているノンアルコールIPAビールは飲み比べに入れませんでした。
もちろんエールの風味をアルコール無しで味わいたい方もいるわけで、そう言った方には申し訳ないですけど自分は物足りないと思った。
個人の趣味でありますがノンアルコールビールだったらピルスナーで喉越しとキレの良さが重視。