【アウトドアツーリング】名古屋から北海道 12日間 ⑪日目 栗駒山に登って中尊寺を観光して新潟まで移動

【アウトドアツーリング】名古屋から北海道 12日間 ⑪日目 栗駒山に登って中尊寺を観光して新潟まで移動

いわかがみ平から栗駒山に登る

朝起きてトイレに行く途中に無料の朝食の食パンがあった。他の快活で見たことなかったというか見てなかったんだろうか。食パン2枚をトースターでカリカリにする。山に登るので、パンにバターを塗りたくって、カロリー高めに摂取。コーヒーを飲んで目を覚ます。

8時に出発。朝から1時間のツーリング。田舎道を走り山奥を走りそして峠を登る。登山口のいわかがみ平で標高1000m超えている。

9時半すぎに登山開始して下山は12時。ちょうど紅葉の始まりで色づき始めだった。それにしてもこれが100名山じゃないなんて、東北はレベル高い。

栗駒山登山の日記

自販機でジュースを買って飲んでから、すぐ平泉に向かう。

世界遺産 中尊寺を散策

13時に中尊寺の駐車場に到着。バイクの駐車料金50円払う。

登山後なので腹ペコ。駐車場の前にレストランがあったので入る。

せっかく岩手に来たので盛岡冷麺をいただく。ああ〜サッパリ、そしてすっぱ辛くてうまい。桃が入っててびっくり。意外と合うのね。

駐車場の受付でもらったパンフレット。

中尊寺は金ピカの寺のイメージしかなくて、その周りにちょっと寺があるんだろうなと思ってたけど、意外と広い。こりゃあ時間かかりそうだな。

金色堂が本堂だと勘違いしてた。別にあるんだ。

参道は坂になってて、ちょっとした山登り。中尊寺は丘の上にあるんだね。

散策しながら写真を撮る時間が結構好きだったりする。

中尊寺の本堂の入り口。

本堂の奥に金色堂があるのだけど撮影は禁止。あの有名な金色の諸像の前は人だかり。

人ごみをかきわけて前に行ったら、後ろの人に関西弁でそんな前入って来られたらこっち見えへんやろと怒られて、やばい人かなと思って、すぐに振り返ってすみませんと言った先にいた人は、50歳前後くらいの小太りの男性で160cmくらいの背丈に金髪角刈り、クマのプーさんの斜めがけポシェット肩にかけて、ある意味でやばい人だった。

世界遺産だからインバウンドなんだろうなと思ってたけど、ここはそうでもなかった。

金色堂を出て歩いてたら、おお、、こんなとこに旅の大先輩。そういえば中尊寺は奥の細道に確か出てきたよな。

やはり旅人の目指すところはこのお方じゃないだろうか、、、。

新潟まで地獄のロングツーリング

バイクを停めた駐車場に戻ったのは15時前だった。

このまま太平洋沿いを関東方面に走れば、大きい街も多くて、夜も安心して走れるんだが、関東の天気予報は向こう3日は雨マーク。

と言うことで雨が降らなさそうな日本海側に移動することとなる。

新潟の新発田市にある今夜の宿である快活クラブを目指して約280km、6時間のツーリング。

自販機でカフェインの多いエナジードリンクを買って飲み干して、15時過ぎに出発。

平泉から4号線で栗原市まで走って347号線の山道を通って奥羽山脈を越えて山形を目指す。ずっと山道。時々、温泉街がある。

そういえば昔も同じようなルートで新潟から仙台に行ったのを思い出した。あん時もキツかったけど今回はもっとキツそうだ。

鍋越峠を越えて山形県に。

しばらくして尾花沢市の街に入ると道路沿いにお店がある。この頃には日が暮れかけていた。目の前に大きい山が見える。ああ、あれは月山だ、と一人呟く。

ガソリンスタンドに寄って満タンまで給油する。これで新潟まで安心だ。

山形盆地に入る頃には日が暮れる。進行方向の左手に見える街の明かりが綺麗だ。田んぼと畑しかない盆地で遮る山や高い建物がないので遠い街の明かりが夜景のように見えて不思議な感じがする。

ここをしばらく走ってたいなと思いながらも、朝日山地の峠道が始まる。ここまで道を走ってて3回、狸なのか狐なのかが車にひかれてるのを見た。秋のこの時期は多いんだろうか。

長い峠を越えると長井盆地に。名前は長井けど盆地を走った距離は短かかった。時間は20時を過ぎていた。目的地までナビで確認するとまだ2時間。

現在地は飯豊町というところらしい。走ってて晩御飯食べれる店見つけたら寄ろうと数時間考えながら走ってたけど、見つけられずここまで来てしまった。

結局道沿いにセブンイレブンがあったのでイートインで晩飯にすることに。ここを逃したら新潟に出るまで食べれなさそうだ。

コロッケとカレーヌードルを食べながら、グーグルマップで地図を見る。

朝日岳と飯豊連邦の間の峠道。長い。

暗闇の中走り始める。川沿いの峠道、そして夜はトラックが多い。

多分、今回の旅で一番きついルートだった。

新潟県に入ってもしばらく山道を走るので、なんだよ!とダダをこねたくなる。山道から田舎道になり、民家が増えて、だんだんお店が増える。新発田市の快活クラブに到着する頃には22時を過ぎていた。

バイパス沿いに目的地の快活クラブがあった。駐車場に車が多くて、席が空いてるか心配だったけど、フルフラットシートを無事にゲット。バイパス沿いで立地条件がいいのかお客さんが多い。この辺の若い人は快活クラブで暇つぶす人が多いんだろうか。

とりあえず欲張りすぎた1日だった。これはキツイ。

走行距離 380km 移動時間 8時間