名古屋から金沢へ
名古屋から156号を北上してひたすら走る。
岐阜に入ってから1時間以上走っただろうか。
山道を走っていると温泉街が、下呂市に入る、下呂を越すと高山まではしばらく大きい街もないのでひたすら山道。
更に北上すると街に。 ようやく高山市内。
高山から富山までは峠道。北アルプスの山間で標高も高く、アップダウンが激しい。 絶景を満喫しながら走る。 標高の高い山道で日当たりが悪い。 明るいうちに何とか抜けたい。
太陽が西陽になりかけた頃、峠を抜けて田舎道を走る。
富山市内を走る。道沿いに民家とお店がだんだん増える。市街地から少し離れてるみたいで駅前のビルっぽいのは遠くに見える。あんまり高い建物ないってイメージ。
北陸ではお馴染みの日本海沿岸8号線を走る。 結局12時過ぎに出発して到着したのは夜18時ごろ。
近江市場と21世紀美術館に行く
バイクが停めれそうな場所を見つけて、夜の金沢の街を歩く。
金沢駅前はビルが立ち並んでいて都会。
古い建物が残る城下町でもあり、外国人観光客も多い。
金沢は第二次世界大戦時に空襲を免れたので古い建物が残っていると聞いたことがある。
一人旅の味方、ネットカフェを見つけて入る。
気ままな男一人旅なので、寝る場所はあまり気を使わなくていい。
朝起きて近江町市場へ。しばらく近江市場を散策する。 観光客でどこも賑わっている。 市場を行ったり来たり往復しているうちに歩き疲れてきた。 ちょうど良さげな定食屋に入る。
海鮮丼を注文、自分は海老アレルギーの事をすっかり忘れて食べる。唇が少し痒くなる、でも美味い。そんな格闘をしながら完食する。そして向かう先は21世紀美術館。
金沢21世紀美術館は建築界のアカデミー賞のプリッカー賞など権威ある賞を受賞している日本が世界に誇る建築家ユニットsanaaの設計。
休日で人が多いどころか行列に気を失いそうになる。
楽しそうなファミリーやカップル、学生グループが騒いでいる様は、完全にテーマパークである。
一人で来たおっさんには眩しすぎる光景であり、その列に一人で並ぶ勇気もない。
美術館だから静かに鑑賞するのだとばかり思っていたけど、予想は外れた。
人も多くて暑すぎて、館内のエアコンから霧が出ていてエアコンの前でしばらく涼む。
せっかく来たけど館内まで入る気にならず。
外からプールが見えたので写真に収める。
とりあえず有名なプールさえ見とけば、21世紀美術館に行ったことになるだろうと自分に言い聞かす。
館内のお土産のお店に立ち寄ると、ギャルソングッズコーナー。
さすが21世紀美術館は設計だけではなくてショップまで尖っている。
一通り見終えて、館内のベンチで腰掛けて休憩しながら人間ウォッチング。
21世紀美術館 所在地:〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2−1 美術館ホームページを見る
福井から岐阜を通って名古屋へ
帰り道は国道157号と156号で福井県の勝山を通って、岐阜に行き、郡上を通って帰る。
それにしてもこの辺りはバイカーが多い。
岐阜と福井の県境は標高も高く景色がいい峠道だからか。
街中じゃあまり見かけないアドベンチャー系の大型バイクに目を取られる。
大きな湖があるの立ち止まる。九頭竜湖と言う湖だそう。
山道を走り続ける事、数時間、関市くらいから街になってくる。
ここからは名古屋まで平野だったせいか名古屋まであっという間だった気がする。