足元が軽いと気分も軽い
元々荷物が少ないのでトレイルランニングシューズで登山するのは都合がいいと思って変えました。
そもそもトレイルを走る目的で作られたシューズ、これで重い荷物を背負って登山するのは、ソールが硬くて足首までしっかりホールドされた登山靴に比べて足元がおぼつかなさそうだけど、どうやら道具を軽量化することでこれを可能にできるようです。ロングトレイルを数か月歩くようなアメリカのハイカーの間では文化的に根付いててulハイク、ファストパッキングと呼ばれるのだとか。
最近日本の山でもトレランシューズで登る人も時々見かけて絶対楽だよなと思って欲しくなってしまったと言うわけなのだ。
アルトラの特徴
今回選んだトレイルランニングシューズはアメリカのユタ州を拠点とするアルトラ。この靴の特徴的な点としてまず挙げられるのはZeroDrop。
通常ソールはつま先に向かって徐々に低くなっているけど、Zero Dropのソールは踵からつま先までフラットなので、足裏がソールに乗っかってる状態で足裏の感覚が掴みやすい。
そしてもう一点、つま先の幅が広い。
甲高の日本人の足の形にあってるそうで、足の指が動かせる。
2021年1月現在の最新モデルは6。
実際に山で履いた感想
まず登山靴履いてた身からすると軽い!足枷でもしていたのかと思うほど足元が楽。グリップも効くので岩の上に乗っても滑りにくい。
サイズ感について、私は普段26cmなので、26cmを選んだけど、正直もうワンサイズ大きい方が良かったと思いました。
昔から底の薄いドロップのないスニーカーやビルケンストックのようなシューズを履いてるのでゼロドロップに対しての抵抗はないけど、そこにクッションがプラスされると足裏にピッタリひっついてるような不思議な感覚で新しい。
登山で使うと普段使ってない、ふくらはぎ、太ももの筋肉を使ってる感じがして鍛えられそう。マラソンする人なんかだとトレーニングでゼロドロップを履く人いるのだとネットの記事で読んだ。
一番のお気に入りはつま先の幅が広いので足の指が動かせる解放感。降りで指が圧迫されて痛くならない。