赤岳鉱泉から美濃戸登山口間の北沢で、熊??カモシカ??に遭遇
赤岳鉱泉から美濃戸登山口の間、北沢で夕方16時ごろ、熊のような動物に遭遇。
地図の赤印で示した場所です。
登山道を歩いていたら、前方7メートル先の樹林帯からガサガサと音が。
目をやると、人間の2回りほど大きさの黒い毛に覆われた動物が樹林帯から降りてくる所でした。
夕方16時ごろ、強烈な西陽が反射していたせいか、黒い毛は若干赤茶色っぽく見えました。
見たのは斜め後ろからでした。。
遭遇時の対処
いきなり目の前に、ありえない光景。
5秒くらい立ち止まる。
登山の疲れで見間違えているのでは?と思ったが、それが動物であると気づく。
少し後退りして、来た道を全速力で50メートル戻る。
動物はこちらには気づいていない。
後続に登山者が2名。
何事かと顔をされていて、事情を説明。
そして一緒に登山道を100メートル引き返して10分ほど様子をみただろうか。
木や石を投げて見たり、大声を出しながら、再び登山道を進む。
幸い、先ほどの場所に動物の姿はなく、事なきを得ました。
電波が戻ったところで、近くの山小屋に電話をして事情を報告
登山口が近くなり電波が戻ったところで、近くの山小屋に電話しておきました。
小屋の方は、電話口で南八ヶ岳に熊はいないと思いますよと。カモシカの見間違えじゃないですかと。おそらく、この手の問い合わせに慣れている様で、あっさりしていました。
備えあれば憂いなし
正直、熊とカモシカを間違えるかな?と心で思い、帰宅後ネットで調べて見ましたが、確かに八ヶ岳のカモシカで検索して画像を見たらズングリムックリしていて熊のような体格である。毛色も黒っぽいカモシカもいるので間違えないとは言い切れない。
一瞬しか見ていないので、写真も取れませんでしたので、断定はできませんが、しかし以前に熊がでた報告もあるようなので、何とも言えないです。
登山してたらいつか出会ってしまうものなのかなとは心の片隅にありますが、それは急にやってくるもので、いざ出合わせて、冷静な判断ができるかのかと言われたら、正直難しいと思いました。
出会ってしまった時は、ゆっくり後退りで、後ろ姿を熊に見せないようにすると言われてますが、完全に自分は後ろ姿を見せて走ってしまいました。
後続の登山者の方から、もし熊だったら何も攻撃されなくて運がいいですよと。
出会わなければ、それに越したことはないのですが、もしもの時に備えた対策は最低限必要なのかもしれません。