【バイクツーリング】名古屋発 新潟、仙台へ2泊3日 一般道 

【バイクツーリング】名古屋発 新潟、仙台へ2泊3日 一般道 

まずは新潟市を目指して走る

1日目

  • 名古屋出発 23時 (国道19号)
  • 松本市   3時
  • 上越市   6時(国道8号)
  • 新潟市   8時~17時 観光と休憩
  • 鶴岡市   18時半
  • 仙台市   22時着

今回は下道で名古屋から新潟、庄内平野を通って仙台から沿岸を走り、福島、茨城、千葉、東京、神奈川、静岡を通って名古屋に戻る2泊3日走りっぱなしのロングツーリングしました。

初日は名古屋から仙台まで走りました。

夜の23時に名古屋を出発。

名古屋を出発してから日本海側に抜けるまで、岐阜、長野の真っ暗な山道をひたすら真夜中に6時間走る。

国道19号を岐阜方面へ、山道を走り、長野に入るとさらに山深い道。

3時間半ほど走ると松本市に到着。

マクドナルドで栄養補給。

松本から山道1時間半ほど走る。

街の灯りは県庁所在地の長野市。

イメージ的に県庁所在地は松本市な気がしてしょうがないけど長野市なのだ。

何だかこのイメージは三重県の四日市市と津市だったり、静岡県の浜松市と静岡市だったりと同じな感じがしてしまうのは失礼だろうか。

で給油をして国道18号で上越市方面へ。

山道を1時間ほど走り、ようやく空が明るくなってきた。

道端にバイクを止めて、雄大な景色を眺めながら、休憩。

素晴らしい景色。

ここは新潟に近い信濃町とかその辺り。

再び走る続ける事、30分で上越市に到着。

国道8号線で日本海沿いを新潟市へ走る。 ちょうど朝日の時間で気持ちよく走る事、1時間。

走っている道の両側が田園風景に。

田園をひたすら走り続け1時間半。

田園の広大さに驚く。

この光景は中々お目にかかれなさそうである。

気付いたら景色が街並みになり、バイパスに入り、しばらく走ると遠くにビルが見えてきた。

新潟市はのんびりしてていいね

駅前に到着したのは朝の8時過ぎ。

駅前にバイクの無料駐輪場を見つける。

バイクを止めて、早速駅前を散策。

駅前の壁にグラフティーやクラフトビール館。

今回の新潟市への旅で一番楽しみにしていた場所、ぽんしゅ館へ向かう事に。

ぽんしゅ館

500円でコイン5枚と交換。

その時お猪口も一緒に渡されて、自販機にコイン一枚入れてお猪口一杯試飲できるシステム。

カウンターに各地の塩が並んでいるので、塩を舐めながら試飲できる。

こんな朝っぱらから客はいるのかと思ったけど駅にあるからなのか多い。

バーカウンターの奥に並んでるお酒は、コイン3枚で試飲できる。

ブランデー樽で貯蔵したお酒が美味い。

所在地:〒950-0086 新潟県新潟市中央区花園1丁目1−1 ぽんしゅ館 新潟駅店
営業時間:9時〜21時
ぽんしゅ館のホームページを見る

最近あまり飲まなくなったので、ぽんしゅ館で少し飲んで酔っ払う。

ほろ酔いで街を散策。

早速駅前に出ると飲み屋街があってデパートやビルが立ち並ぶ。

ビルは高くないので、空が広くて、道も広い。

観光客が多いと思ったけど、あまり見かけない。

ってか人があまり歩いてない。

10時すぎてるんだけどな〜。

お盆なのに一体どうなってんだ。

焼き魚を見ていたら、奥にブラタモリのポスター。

タモリさんはここで魚を食べたのだろうか。

しばらく歩くと、新潟のランドマーク的存在の萬代橋。

街の中心にこれだけ大きい川と橋がある、存在感がすごい。

これだけ大きい川は名古屋だったら庄内川、大阪だったら淀川とか東京だったら隅田川とか大抵街の外れにあって、街の中心に川がある場合は京都の鴨川のような小さい川が自分の頭のイメージ。

しばらく歩くと繁華街の古町。

古町は芸妓の街として栄えていた歴史ある街。

飲食店が多く、小洒落たカフェや洋服のお店。

商店街では地元の野菜を並べて道売。

時間は昼過ぎになり、駅前で昼間からやってる居酒屋を見つけて入る。

居酒屋はお盆休みなのか、一人飲んでる人、カップル、同窓会やってるグループ。

会話から推測して皆地元のお客さんだろう。

よそ者の自分は何だか肩身が狭い。

せっかくなので、会計してくれた大学生くらいの女性の店員さんに新潟市の観光オススメを聞いてみる。

新潟市でですか?うーん、、、微妙な返事が返ってくる。。

駅前と万代が繁華街で萬代橋の袂を歩くのが気持ちよいですよと。

確かに気持ちよさそうだ。

何なら店員さん一緒に橋の袂を歩きませんかなんて冗談言おうとしたけど喉まで出かかって飲み込む。

冗談が通じそうもない感じがした。

お礼を言って、店を出る。

ちなみに新潟市は北陸最大の人口80万人を抱える政令都市だとWikipediaやインターネットの情報で調べていた。

って事は金沢よりもっと都会で人も多くて京都や神戸くらいの規模だろうかと勝手な妄想をしてたので、拍子抜け。

浮かれた観光客やインバウンドの訪日観光客も市内では見かけず。

同じ北陸の金沢市は人口46万人のくせして観光客多くて賑やかで店も多くて都会なんだけどな〜と、ついつい比べてしまう。

別に良いとか悪いとかを言いたい訳ではなくて、自分の思い描いたイメージが外れただけの事である。

先ほどの居酒屋の店員さんの微妙な返事もうなづける。

疲れが溜まっていたので、ネットカフェを見つけて、夕方まで仮眠。

新潟市から庄内平野を通って仙台市へ

新潟市内に泊まって夜は日本酒三昧と決めてたが、気が変わって仙台に向かう事にした。

早速日本海沿いの7号を北上する。

西陽を浴びながら海沿いを走って気づいたら山形県の酒田市まで来てしまった。

バイクを道路脇に停めて、スマホナビで場所の確認する。

ちょうど夕日が沈む時間でしばらく夕日を眺める。

台風の後だったので、波が高くて、少し荒れている。

ぼんやり夕陽を眺めていたら、陽が暮れてきた。

再びバイクで仙台へと走り出す。

田んぼに折り畳みの椅子を並べている人がいて、おそらく花火大会でもあるのだろう。

内陸に向かって走るので山道になるだろうと覚悟してたけど、しばらく走っても平野で田んぼ。

広大な田園風景が地平線まで続く。

実際に見る規模の大きさにびっくり。

庄内地域の紹介ホームページを見る

1時間も走ると辺りはもう真っ暗、田舎道を走り続ける。

明るかったら100名山の月山は見えたのだろうか。

更に1時間は走って、お店の明かりが増え始め車線が増えて綺麗に整備された道になった。

スマホナビで今いる場所の確認をすると山形市の近く。

30分は走ったであろうか、仙台の青看板が見えた頃から、山道に入る。

少し肌寒い。

山道を1時間くらい走ったであろうか、大きな建物が見える。

横を通ると仙台天文台と書いてある。

道も広くなり、遠くに都市の夜景が見える。

仙台って大都会じゃん

国分町近くのバイク駐輪場に停めたのは21時。

ここまで異常なくらい走り続けて観光して肉体も精神も疲れているはずが、あまりの都会っぷりで拍子抜けして、何だかワクワクしてしまった。

都会の良いところは元々住んでいる人以外に、田舎から出てきたり、転勤族だったり、外国人だったり、自分の様な観光客だったり、外から来た人が一定の割合でいるので居場所が見つけやすいことだと思う。

仙台一の繁華街、国分町はまるで東京に来たのか勘違いするくらい、ビルがひしめき合って人が多い。

お店の勧誘を断りながら道を歩いていると感じの良い定食屋さんがあったので入る。

せっかく仙台に来たので、ご当地グルメ牛タン。

遅い夕食を済ませたら、少し眠くなってきた。

それもそのはず。

素泊まりの味方ネットカフェが今夜の寝床。

大分疲れていたのだろう、気づいたら熟睡してしまった。

仙台から東京へ沿岸ツーリング

二日目

  • 仙台出発 13時
  • 南相馬市 14時(常磐道)
  • いわき市 15時
  • 東京都内 21時(国道1号)
  • 横浜   22時
  • 箱根   23時
  • 静岡市  3時
  • 名古屋市 7時着

朝9時に目が覚める。

シャワーを浴びて、ネットカフェを出る。

都会だけど緑が多くて和む。

中心街でjazz festivalがやってた。

歩いてたらゴーゴーカレーを見つける。

人気だけど一度も行った事ない。

昼前でまだ客も少ない。

名古屋にゴーゴーカレーはないので、ちょうどいいやと思い、何故かここ仙台で食べる。

濃いめのルーでキャベツとトンカツにソースをかけて食べる。

子供の頃連れられて行った喫茶店で、親父が注文したカレーにソースをかけて食べてたのを思い出す。

所在地:〒980-0811 宮城県仙台市青葉区一番町4丁目9−1 かき徳玉澤ビル
営業時間:10時55分〜22時55分
ウェブサイト

仙台を出発して、いわき市を目指して6号線を走る。

福島県に入ってしばらく走ると、南相馬。

この名前をニュースで何千回聞いたか。

ここは福島原発の近く。

しばらく走ってたら双葉町。

国道をそのまま走っていると警備員に止められる。

事故か工事でもやってんのかと思ったら、どうやら放射能汚染地域で帰宅困難区域に指定されていて二輪車、歩行者は通れないとの事。

仕方なく道を少し戻って高速道路でいわき市まで行く。

国道6号線の福島原発付近をバイクで通行については、こちらに詳しく書きました。

予定変更は当たり前の行き当たりばったりのツーリング。

あわよくば福島で本場の喜多方ラーメンでも食べてやろうかと思ってたが、予想外の展開で夢叶わず。

昨日見た日本海は荒れてたけど、太平洋は穏やかで、海水浴客がたくさんいる。

そんな光景を見ながら海沿いを走る。

茨城県に入る頃には西陽になっていた。

走っていた田舎の景色がひたちなかくらいから街になっていく。

それにしても茨城に関しての知識が全然なくて、納豆と日本2位の湖、霞ヶ浦、筑波大学くらいである。

今回は湖が見れたのでよかった。

日も暮れた頃には千葉県。

柏市に入ったあたりから、ビルが増えて、松戸はもう都会。

柏と言ったら柏レイソル、松戸と言ったら昔マガジンで読んだヤンキー漫画のイメージ。

東京のビル郡が近くなる。

バイパスに入り大きい橋を渡った先は墨田区。

東京から名古屋まで深夜のスリリングなロングツーリング

東京都内に到着したのは21時過ぎ。

東京に電車やバス以外で来るのは初めてで、いつもは歩いて見ている都会の景色、バイクで道を走りながら見る東京の景色はまた違って見えて楽しい。

というかバイクで走ると改めて東京の規模がバカでかいことを実感。

建物の密集率と高さ。

路地裏の多さ。

他の都会をバイクで走っても、都会の部分ってすぐ終わるけど、東京はやっぱでかいね。

浮かれて馬鹿騒ぎしたい気持ちでやまやまだけど、今回は素通り。

東京から国道1号線で静岡方面へ向かって走る。

横浜を過ぎてしばらく厚木、平塚を通り過ぎたあたりで都会から脱出。

ようやく小田原に着いたのは23時過ぎ。

道が広いので走り易い。

小田原からしばらくすると、道が狭くなり温泉街に入りこむ。

箱根の峠は難所と言われるけど、その意味を初めて理解する。

箱根の温泉街を横目に走りながらしばらくすると山道。

国道にしては細い道、そして真夜中で霧で見通しの悪い、アップダウンも激しく、道もクネクネ。

箱根駅伝はとんでもないところを走っているのである。

結局1時間ほど走ったであろうか。

後ろを走る車に煽られながら、峠を越えてすぐのコンビニで休憩する。

箱根を越えてしばらく走ると、静岡県。

広いバイパスをひたすら走り、山沿いに入ると一車線。

明るかったら富士山も綺麗に見えただろうが、深夜の真っ暗な海沿いを走るのは不気味。

遠くに静岡市の街の明かりが見え始める。

しばらく走り続けると、遂に青看板に名古屋の表示。

しばらく山道を深夜帯でスピードを出す大型トラックに煽られドキドキしながら走る。

ようやく浜松市に到着したのは4時ごろ。

湖西市の道の駅で休憩。

湖西市からはすぐ豊橋に入り23号線に入る。

やっと戻ってきた気になってくる。

豊橋から1時間半くらい走っただろうか、ようやく名古屋に。

自宅に到着した頃は、空も明るく、時計を見たら6時過ぎ。

こんなにバイクに乗って走り続けたのは初めてかも。

このコースでツーリングをするのならば4泊5日くらいないと正直きつい。