【テント泊登山】木曽駒ヶ岳 宝剣岳 紅葉山歩き 

【テント泊登山】木曽駒ヶ岳 宝剣岳 紅葉山歩き 

初心者が宝剣岳に登ってビビりまくる

紅葉の色づき始める9月下旬に木曽駒ヶ岳に山歩き。時間あったんで、ついでに宝剣岳に登ったら高度感やばくてびびりまくり。初心者が調子乗るもんじゃない。

起点となるのは菅の台バスセンター。菅の台からしらび平ロープウェイ駅までマイカー規制の為、専用バスに乗る。

菅の台バスセンターからしらび平駅までバスで30分。ロープウェイで木曽駒ヶ岳登山口である千畳式カールまで10分。

ホームページを見る

菅の台バスセンターに到着したのは15時前。

続々と下山してくる登山者の団体。

予定では山頂付近でテント泊しようかと思っていましたが、登山口に到着するのは16時前。そこから登ってる間に暗くなるかも、、、登った事がない山なので万が一の事を考え、バスセンターから車で5分で行ける駒ヶ根キャンプ場で一泊して、早朝出発する事に。

頂上テント泊のつもりで選んだ最小限の山食が晩ご飯の予定だったが、キャンプ場泊に変更したため、市内に戻りスーパーで食材を購入してからキャンプ場に。

買い出しを済ませてキャンプ場に到着したのは16時。

受付で使用料の1000円払う。

駒ヶ根キャンプセンターホームページ

先客の駒ヶ岳帰りのおじさんと挨拶を交わす。

シーズンオフの平日でお客さんは自分以外にこの方だけで、ほぼ貸し切りだった。

近くに炊事場やトイレもあって便利。

早速テントを張る。

テントはアライのトレックライズ究極の一人用。中は一人が寝るスペースだけ。全室に隙間が50㎝くらいスペースがあって物が置けたりする。安定のダブルウォールでフライシートもあるので結露の心配それほどない。

テントを張終え、持参していたワインを飲みながら晩飯作り。晩ご飯を食べ終える頃には、薄暗くなり、そして酔っ払った。

時計を見ると18時。移動の疲れと、酔いで眠くなる。少し寒くなってきたので、テントに入り、寝袋にくるまる。

寝袋は王道のモンベルのダウンハガー♯3、オーバースペックで暑くて汗をかく。

トイレに行きたくなって目が覚める。時計を見ると4時半。まだ辺りは真っ暗。

星空を見ながらトイレに向かう。キャンプ場で標高が700メートルあるので寒い。歯磨きや顔を洗っていたら、辺りが少し明るくなってきてテントを撤収。

キャンプ場を出発する頃には6時を過ぎていた。

近くのコンビニで朝ごはんを購入する。

バスセンターに到着したのは7時前。駐車場の受付でバイクの駐車料金200円を払う。

バス停に向かうと平日にも関わらず、バスを待つ列が。

バスとロープウェイの往復切符を4200円で購入する。

バスは満員御礼。約30分のバスに揺られる。その間にアプリで登山計画書の提出。

ロープウェイも満員。

千畳式駅に到着したのは8時30分。

神社でお参りして登山開始。

登山道を振り返ると南アルプスとその奥に富士山が。

八丁坂は登山者で大賑わい。

しばらく登り続けると左手に宝剣岳。よく見ると頂上の岩の上で記念撮影してる人。

八丁坂を登り終えると、乗越浄土。ちょうど中間地点。

ここから頂上までの稜線歩きはとても気持ちいい。しばらくすると中岳山頂に。ここからはもう近い。

頂上山荘の奥は木曽駒ヶ岳の山頂。

特に休憩もなく登り続ける事、約1時間で頂上到着。

すぐ近くに御嶽山。

頂上で食事をしながら登山者の方と談笑。そして360度の大パノラマを見ながらボーっとする。

登ってきた登山道を引き返す。

予定より1時間も早く登ってしまって時間が余る。宝剣山荘まで降りた所で、せっかくだから宝剣岳に行ってみようと思う。

ゴロゴロした岩の登山道を進むとだんだん険しくなってくる。

おおーー、鎖場。登り甲斐があって楽しい。全身を使って登るのは好きで性に合っている。

しかし一気に高度が上がるので下を見ると怖い。高いところは得意じゃない。振り返ると、宝剣山荘が小さく見え、何も考えずに初心者が登るもんじゃないのかもと気づく。

高いところが苦手だけど岩登りは楽しいので登り続ける。ようやく登り切ったと思って岩の上に出たら、断崖絶壁。

初心者が気軽に来るところじゃなかったと後悔するも後を振り返ると続々と登ってくる人が待ってて戻るに戻れず仕方なく進む。足がすくみながらも岩を降り崖に取り付けられた鎖を持ちながらトラバース。真下に見える下界は遥か彼方。沢が小さく目に映る。この状況で景色をゆっくり眺めたり写真を撮影したりと余裕をかますことが慣れればできるようになるのだろうか。トラバースしながら岩を登ると記念撮影している人と待ってる人が見える。こんなとこで待ちたくないのですぐ引き返す。

山頂から極平方面に帰ろうかと軽い気持ちで考えてたけど、そんな気も失せた。

南アルプスを眺めながらのんびり下山したのは13時。

せっかくなので帰り道に駒ヶ根名物のソースカツ丼を食べる。

お店に入ると芸能人のサインが飾ってあって、どうやら人気店で外まで並んでいる。

席に通されてメニューを見たらカツ丼が1590円でびっくりする。

家の近くのチェーン店だったら3杯食べれてしまうと、ついつい比べてしまうが、いやいやここは名古屋で言ったら矢場とんのようなものなのだと自分に言い聞かせる。

私の様な登山客が多いのかと思って周囲の客席を見回すとスーツを着たビジネスマンばかり。インターの入り口が近いから、出張かなんかで遠くから来たお客さんを連れてくるのだろうか。さすがに普通のサラリーマンがランチタイムに食べるカツ丼ではないなと頭の中で考えを巡らすのでした。

人気メニューのソースカツ丼を注文。ソースは甘辛ソースに浸したカツの下に千切りキャベツがどっさりで下山後の胃袋はすっかり満たされた。

明治亭ホームページ