秋の紅葉 涸沢カール パノラマコースで屏風の耳

秋の紅葉 涸沢カール パノラマコースで屏風の耳

旅程

一日目

  • 名古屋出発      5時
  • あかんだな駐車場   9時
  • 上高地バスターミナル 10時半
  • 徳沢園        12時
  • 涸沢ヒュッテ     15時半

二日目

  • 涸沢ヒュッテ(パノラマコース)出発 8時
  • 屏風の耳              10時
  • 徳沢園               13時
  • 上高地バスターミナル        15時
  • あかんだな駐車場          16時
  • 名古屋着              21時
一日目

 登山口である上高地へはマイカー規制の為、自家用車で行けません。自家用車の場合、関西方面からだと岐阜側の平湯温泉近くのあかんだな駐車場(1日600円)、関東方面だと長野県側の沢渡駐車場(1日700円)に車を停めて、そこから出ているバス(あかんだな往復:2090円・沢渡往復:2300円)に乗り換えて30分、上高地バスターミナルに到着します。

 各都市から上高地バスターミナル行きの高速バスもあるので便利です。

 上高地ホームページ

 自分の場合は名古屋からなので、近いのは、あかんだな駐車場、朝5時に家を出て下道で到着したのは9時ごろでした。そこからバスに乗って上高地に到着したのは10時半。

上高地から涸沢ヒュッテ

 バスターミナルを降りたらすぐ河童橋。平日にも関わらず、観光客で大賑わいしてるのを横目に、靴紐を締め直して小梨平キャンプ場方面に向かいます。

 熊出没事件で閉鎖していた小梨平キャンプ場は9月の中旬に復活した様で、平日だけどテントサイトにテントがちらほら張られてました。

 小梨平を過ぎて、明神館まで歩いてきたけど、涸沢方面から下山する登山の人とはすれ違うけど、涸沢方面に向かうであろう登山の格好した人は自分しかいなくて心細い。少し足早になる。おそらく登る人は早朝に出発するのだろう。

 しばらく歩いていると登山道に猿の群れ。

気にせず進む。梓川沿いを歩きながら紅葉と山の景色を見るのは気持ちいい。

 1時間歩いただろうか、キャンプ場が見える。徳沢だ。レストランがあってここで休憩している観光客、外のテーブルの上でバーナーを使って調理している登山客。ここまでは、道も平坦で観光客もまだいる。

 ここに来て涸沢方面へ歩いている登山客が数人いて安心する。

休憩する事なく通り過ぎて、しばらく1時間は歩いただろうか。13時前に横尾山荘に到着。ここまで来ると登山客しかいない。

 横尾を過ぎた辺りから、涸沢に向かう登山客が増える。そして今まで平坦だった道が登山道になる。涸沢カールまで登山道を2時間の登る。登山道は整備されていて危険も感じる事なく歩き易い。

 目的地の涸沢ヒュッテに到着したのは15時過ぎ。平日にも関わらず登山客で賑わっていた。早速テント場に向かうと、受付に人が並んでいた。自分も並んで受付をする。名前、住所、連絡先、翌日の行動ルートを用紙に記入して幕営料1000円を払う。必要であれば500円でコンパネをレンタルする事もできました。テント客はヒュッテにある水場とトイレが無料で使えるのでありがたい。

涸沢ヒュッテホームページ

 テントを張って、荷物を整理していたら、ヒュッテからアナウンスが聞こえる。どうやら売店が17時に閉まるらしい。時計を見たら17時前、慌ててヒュッテに行って、おでんとビールを注文する。テラスから見える景色を眺めながら、おでんとビール。贅沢です。余韻に浸りながら、テント場に戻る。

 日が暗くなる前に、晩ご飯。フリーズドライのパスタにパンを浸して食べる。フリーズドライのクオリティの高さに少し驚く。

そして持参していたウィスキーを飲む。

 日が暮れてくると一気に寒くなる。テントに入って、寝袋にくるまり、ウトウト。気づいたら寝ていて、トイレに行きたくなり夜中に目を覚ます。23時前でまだ起きてる人もいた。星空はガスが出ていて見れなかった。

二日目

 目覚めるとまだ薄暗い。時計を見ると5時前。トイレに行って、水場で水をくみテントに戻る。寒い。歯磨きをして、顔を洗う。少し明るくなってきた。

朝ごはんにアマノフーズの炙りシリーズお粥を食べる。

辺りはガスってて視界がよくない。しばらくすると晴れてきて山がきれいに見える。ちょうどモルゲンロートの時間。紅茶を沸かしてしばらく見惚れる。

 テントの撤収。涸沢ヒュッテを出発する頃には8時になっていた。帰りはパノラマコースで上高地に下山する事にした。ヒュッテを降りてすぐあるパノラマコース登山口の看板に注意書が。ストック禁止、登山道は狭くて険しいので慣れてない人、朝9時以降の出発はやめて下さいと。

 早速パノラマコースに行ってみる。ヒュッテから下山する登山者がさっきまで、たくさんいたのに、パノラマコースで下山する登山者は少し遠くに一人見えるだけ。登山道はとても狭く、すれ違うのは大変なので逆によかったのかもしれない。しばらく狭い道を登る。

 しばらく登ると、さっきまでいたヒュッテとテント場が小さく見える。

 崖にロープが張られた場所をトラバースして進んだり、木の板を渡ったり、時折冷やっとする。斜度があるので崖だけど高度感はそれほど感じないが、落ちたら大怪我なので、慎重に進む。確かに登山口の注意書は正しい。

 涸沢を出発して1時間くらい経っただろうか、一気に視界が開けて稜線に出た。この瞬間が山登りやってて一番好きかもしれない。気持ちいい。

眼下に梓川が見える。

 稜線歩きを楽しみながらしばらく進むと、板看板の周辺にバックパックが置いてある。看板には屏風のコルと書かれていた。屏風のコルから屏風の耳へはピストンで戻ってくるから、ここに荷物をデポして、屏風の耳へ向かう。

 岩山を15分くらい登っただろうか、石碑がある。”山への情熱は永遠に” と刻まれていた。更に進むと岩の上に先客が何人か座っていた。更に奥に屏風の頭が見えるがここまでにしておく事にする。

穂高連峰、槍ヶ岳が目の前に見えるので迫力があります。遠く眼下にさっきまでいた涸沢も。

 屏風のコルへ戻ると、徳沢まで3時間の下り。登山道も整備されてて危ない箇所もないのでストックを使う。ほとんど使わないけど、ここに来てストックのありがたみを知る。

 徳沢に到着して、外のテーブルで昼食。お湯を沸かして、ラーメンを作って食べる。レストランでソフトクリームを買って食べる。幸せだ。

 徳沢から2時間歩いて、上高地に下山。

まとめ

 今回初めての涸沢カール。歩きながら山の景色と紅葉のコントラストはとても気持ちがいい。紅葉はピークは少し過ぎていましたが、紅葉の枯れ葉が舞っている中、登山道を歩いて、熊鈴の音が聞こえてくるのに風情を感じました。上高地から横尾を通って涸沢まで行くルートは、道も整備されていたので安心でした。

 帰りのパノラマコースは、涸沢から屏風のコルまで、看板の案内通り、道は狭くて、アップダウンもあって、ロープが張られてトラバースして進む場面や崩落してる場所もあって、気が抜けませんでした。その甲斐あって景色はとても素晴らしい今回の山歩きのハイライトになりました。