【世界遺産】平等院鳳凰堂 ここがどこの国だか分からないインバウンド恐るべし

【世界遺産】平等院鳳凰堂 ここがどこの国だか分からないインバウンド恐るべし

平等院鳳凰堂と宇治抹茶

名古屋から国道23号線、旧国道25号、国道307号を走って宇治市へ。三重の亀山から宇治まで行く田舎道はバイクで走るのがとても気持ちよかった。そしてバイカーが多かった。

平等院近くにバイクの駐輪場があったので停めて、おみやげ屋さんやお茶屋さんを見て廻る。観光客でいっぱい。

平安時代に藤原頼通が道長の別荘として、建築したそうです。日本人だったら10円玉ってなりますよね。知らなくても10円玉のデザインって言ったら知らない人はいないでしょう。有名な源氏物語の舞台でもあります。煌びやかて、池に反射した鳳凰堂は風情を感じます。当時の極楽浄土を具現化したものだとも言われています。

平等院鳳凰堂と言えば、平安後期の仏師、定朝の代表作である阿弥陀如来像が有名である。この時期は穏やかで優しい表現を特徴とする日本独自の表現様式である和様彫刻が成立したと言われていて、その代表作が阿弥陀如来像であると言われいる。

インバウンド凄い

一通り見終わって、館内のカフェでお手前。ここ平等院鳳凰堂のある宇治市はお茶の産地とし有名であり、ここまで来て飲まないわけにはいきません。むしろそれが目的で来る人の方が多いのかもしれません。カフェの隣の席で器を珍しげに手に持って眺めながら写真を撮っているヨーロッパの男性が。とてもフォトジェニックに感じてしまう。

周囲は中国語が飛び交い、おそらく80%は中国からのお客さん。

ニュースなんかでよく聞くインバウンドとやらがこの事なのかと肌で感じる。特にアジア系の台湾や中国からの観光客が多い。ここ数年で中産階級が増えたと何かのニュースで見た。格安航空会社の影響もあるのだろう。

日本だけど日本人の自分はアウェイでまるで外国の観光地に来たのかと錯覚を起こしそうな。

海外の観光地や遺跡に行くと、観光している現地の国の人より外国人が多いのが当たり前だと思うが、ここ数年で日本も様変わりしているようだ。

平等院鳳凰堂
所在地: 〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華116
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