【史跡散策】世界遺産 秋の白川郷 合掌集落 日本の田舎の原風景

【史跡散策】世界遺産 秋の白川郷 合掌集落 日本の田舎の原風景

まるで日本昔ばなしの世界

今の若い人は日本昔ばなしのアニメを知ってるんだろうか。そんなことが頭の中によぎって、歳を取るって実感するのはこうゆう事なんだなと考えてしまう。

白川郷の合掌造り集落に行ってきたんだけど、あの日本昔ばなしのアニメの世界観がまさにこの場所なんだなと思ったわけ。

世界遺産なわけで、意外と名古屋から一番近いんじゃないかって場所だけど初めて。

白川郷ホームページ

車、バイクで訪れる場合だと集落から川を挟んだ向かいの村営駐車場に停めることとなる。

7時過ぎだったのでまだお店はやってなくて、駐車場もまだ空いてそうで安心。

到着して駐車料金を見たら車は一日2000円!?、、、ちょっとびっくりしました。10月から値上がりしたとか。こんなとこにもインフレの影響が。バイクだと500円でした。小さい集落なのでじっくり見て周っても2時間くらいなので車だと正直高く感じるけど入場料ってことで納得します。

朝霧が幻想的。駐車場から吊り橋を渡った先が集落。

世界遺産の合掌造りの村と言ってもそこで普通に生活が営まれている。傍には自家用車が停まってて時々狭い道を村民の車が行き来する。一階がお店になってる場合が多くて、おしゃれなカフェの看板に書かれたメニューを見たら外国人観光客向けのヴィーガンメニューがある。

私が行ったときは半数以上の観光客は外国人で欧米人からの団体が多い。フランス語やスペイン語が聞こえてくる。

ふと思ったけど、田舎に旅行したり、登山で山奥の集落を通ったりすると、時々藁葺き屋根の家を見かけるせいなのか合掌造りの家に対して珍しいって感覚がわかない。

ちなみに藁葺き屋根の家自体が珍しいらしく、そんなに存在しないらしい。私の想像では昔はほとんどの民家は藁葺き屋根なのだと勝手に想像していた。

私のような低俗な人間などはインバウンドの観光バブルで村民は商売繁盛なんだろうなと思ってしまう。こんな陸の孤島の山奥にある集落で、一昔前は流刑地(五箇山)にされてた場所が、いまや世界遺産に登録されて世界中から観光客が訪れる場所になってしまった。

重要文化財の和田家。

集落の裏山を10分くらい登ると展望台。村を一望できる。

マンホールまで白川郷とは。さすが世界遺産。芸が細かい。