【日帰り登山】晩秋の立山室堂を散策 立山(雄山)から剱御前を周回

【日帰り登山】晩秋の立山室堂を散策 立山(雄山)から剱御前を周回

立山から剱御前までを周回

晩秋の北アルプス立山にギリギリ滑り込みで行ってまいりやした。今年の夏は計画していたアルプス山行が雨で遂行できず、テント泊は諦めて日帰りで三俣サーキットに行ったきり。なんとかもう一回行きたいなと秋に予定していたものの雨にふられ中止。どうしても行きたくて今回なんとか雪が降る前に間に合いました。

前日の夜に到着。駐車場で車中泊、始発のケーブルカーと高原バスに乗って室堂へ。

立山駅前に駐車場がいくつかあって、無料なのはありがたい。

室堂までは往復で7380円。元が取れるようにしっかり楽しみたいと思います。

シーズン中はチケット売り場が行列なので前日にWEBチケットを購入しておくのがおすすめ。

WEBきっぷ予約

私は予約していないので並びました。

半数以上が外国からの登山客。中国、台湾、韓国からの登山客が圧倒的に多くて、歩いてて目が合ったときアニョハセヨと挨拶される。ときどき私は顔が薄いので間違えられる(純ジャパです)。

アマゾンでよく見かける中華系メーカーの登山ウェアやギアで全身固めてるのは、だいたい中国からの登山客。そりゃあ中国人が中国のメーカーのウェアやギアを着るのは当たり前だけど、そのへんは欧米人や日本人を見ると、個人によって全然違って自分の推しのメーカーのウェアやギアを着ている。

なんだか全体主義と個人主義を見ているような気分になってしまった。もちろん私は後者になるのだけど。

ケーブルカーとバスを乗り継いで1時間で室堂に到着。

目の前に広がる立山は圧巻。そして硫黄の匂い。

準備運動してから整備された雄山へと続く遊歩道を歩いていく。

10月下旬は晩秋ではなく初冬である。寒すぎて鼻水が止まらない。

持ってきた温度計を見たら4度だった。寒すぎるだろ。稜線は風が強くて体感温度はもっと低い。

整備された遊歩道は立山と五色ヶ原の分岐まで。ここまでだったらスニーカーでも来れてしまう。

立山(雄山)に行く登山道はガレた岩の登山道。立山は雄山、大汝山、富士ノ折立からなる三山、これから三山を縦走することとなる。

右側の尖った山が槍ヶ岳と思ったら蝶槍だった。槍ヶ岳は真ん中くらいに見える。

とりあえず一番標高の高い雄山に到着。よく見ると祠にお供えがしてある。注意書きにお供えするなとは書いてないけどお供えすると腐敗するからと書いてある。ニュアンスとしてはお供えするなよって事だろうけど、普通わかるよな、、、お供えの酒をよく見たらハングル文字しか書いてない。そりゃあ読めないよな。注意書きも各国語で記載が必要な時代になったようだ。

富士の折立から黒部湖を見渡す。黒部湖の渡し船に乗りたくて今年のお盆に新穂高から読売新道を通って立山室堂に縦走する山行計画をしてたけど休みの前半が雨だったので諦めたのを思い出す。また来年だな。

ここで室堂に下山しようかと思ったけど、まだ昼前だったので真砂岳に進む。

富山市街、富山湾、能登半島まで見渡すことができる。ここから室堂を見ると箱庭のようだ。

振り返ると富士の折立。気づけば岩山から砂山に。

読んで字のごとく砂山である。

まだまだ時間があるので別山まで来てしまった。

別山北峰まで行ってみたら剱岳が目の前に。

かっこいい。

剱御前まで行ってから室堂へ下山することにする。

剱御前の手前にある小屋は今シーズンの営業終了しててトイレが使えないので仕方なく木陰を探して要を足す。

剱御前山の手前に雷鳥が歩いてて写真を撮ろうと思ったが逃げられる。ここにいた雷鳥は真っ白で冬仕様になっていた。

そしてどうやらまだ先に剱御前があるらしい。

なんだかややこしい。手前が剱御前山で奥に剱御前があるらしい。

ここから眺める剱岳もなかなかである。

剱御前小屋から室堂へ下山する。

最近熊が出没したらしく警戒しながらの下山。

雷鳥沢キャンプ場が目の前に。

橋が塞がれてて渡れないのか、前を歩いてたカップルが渡渉してたので濡れるの覚悟してたけど、その後ろを歩いてた欧米人の男性は塞がれてるように見える橋に隙間を見つけてくぐり抜けて橋を渡ってたので、私も同じようにくぐり抜けて橋を渡る。

キャンプ場からの立山の景色が最高だった。

キャンプ場から室堂のバスターミナルへ向かう道の登りが今回の山行で一番きつかった。

この間ニュースにもなった熊が泳いでたミクリガ池。

室堂で温泉でも入ってから立山へ下山しようかと思ったけど、時間に余裕がないのでまた次回。

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