愛と官能の画家
豊田市美術館のクリムト展に行って来ました。
前回ここを訪れたのは、奈良美智展だったので、2年ぶり。
昔ここに来た時に買ったポストカードがクリムトだったのを、ここに来て思い出す。
休日だったので大賑わい。
正直並びたくないなと思いつつせっかくここまで来たので並びました。
30分は並んだであろうか。
記念撮影場所も設置されてました。
ようやくチケットを購入できました。ちなみに自分は30歳半ばにして、通信制の大学に在籍していますので、ありがたい事に学割が効きます。
複数の恋人がいたクリムトは愛と官能の画家とも言われるだけあって、作品は女性のヌードが多いです。
くそ羨ましい限りであります。
ウィーン大学から依頼を受け、大講堂の天井に描いた「法学」「医学」「哲学」という三枚の絵が印象的だったのですが、この絵は大学の依頼に反して、男女の性を赤裸々に描き過ぎていたため、結局大学で使用される事はなかったそうです。
理性の優越を否定する意味があったそうです。
その哲学は複数の恋人がいたクリムトの生き様のように感じました。
所在地:〒471-0034 愛知県豊田市小坂本町8丁目5−1 営業時間:10時〜17時半 月曜日定休 豊田市美術館ホームページ