メリットがデメリットに変わる
ここ数年使用しているOMM CRASSIC32(旧バージョン)のバックパックにテント泊装備を入れて鳳凰三山を登山。その時に思ったこと。
このバックパックのおすすめなところは、商品紹介や購入した人のブログでもよく書かれているけど、通常のバックパックより上の方で背負うのでピッタリ背中にフィットして少し激しく動いても荷物がブレない。岩場、鎖場が登りやすい。走ることもできる。収納箇所がすぐ手に届く場所にあるので、ザックを背負ったまま荷物の取り出しができるのがとにかく便利。
これが重くなると仇となるらしい。
今回の装備重量は11キロ、その重量で登ってると、何かの拍子で身体がよろめくと背負ってるバックパックの荷重が一気に身体にかかるので一緒にもってかれそうになる。
標高差のある登りが長く続くと、手とか伸ばしたり、足をあげたりする事多いから、よろめく事が多くてちょっと大変。
それだけだったらいいけど肩に食いこんだショルダーハーネスがよろめくと更に食い込む。
まさにメリットがデメリットになってしまった。
そもそもフレームのない軽量なバックパックに10kg以上の荷物を入れて使うのは、寝袋で例えたらリミット温度ギリギリで使用するのと一緒だろう。ヒップベルトがあるからベルトを緩めて腰に荷重をかかるようにできなくないけど、バックパックを身体にフィットさせる役割だろう。
すべてのフレームなしザックに当てはまるかどうかは何とも言えないけど、今回、10kg超えのテント泊装備を入れて登山してみての反省点でした。