やっぱフレーム無しで10キロ超えの荷重はしんどいらしい
ここ数年使用しているお気に入りのバックパック。
今回はこのOMM CRASSIC32(旧バージョン)のバックパックにテント泊装備を入れて鳳凰三山を登山をしたけど、結論としてこのバックパックに10キロ超えの荷物を入れるとしんどい事が分かった。
ベースウェイトが6キロ弱、食料、水を合わせて、11キロ。何とか10キロ以内で収めたかったけど、テント場まで距離、標高差、真夏、とそこそこ体力入りそうだから心配で水が3リットル以上、食料もろもろ。
ちなみに背中にフィットするのが売りのこのバックパック、10キロ超えると何が起こるかというと、登ってる時に何かの拍子で背負ってるバックパックがよろめくと身体も一緒にもってかれそうになる。そして背中にフィットするバックパックなので蒸れるのはしょうがないけど、荷重で更に蒸れる。暑さとWパンチで余計にそう感じた。売りである背中にフィットする事が裏目にでるらしい。
ショルダーハーネスも肩に食いこむ。
そもそもな用途がマウンテンマラソンだけに、フレームもない軽量なバックパックに10キロ以上の荷物を入れて使うのは、寝袋で例えたらリミット温度ギリギリで使用するのと一緒だろう。ヒップベルトがあるからベルトを緩めて腰に荷重をかかるようにできなくないけど、バックパックを身体にフィットさせる役割だろう。
と言うわけでテント泊登山してみての反省点でした。
ちなみにこのバックパックのおすすめなところは、商品紹介や購入した人のブログでも書かれている通常のバックパックより上の方で背負うのでピッタリ背中にフィットして少し激しく動いても荷物がブレない。岩場、鎖場が登りやすい。走ることもできる。収納箇所がすぐ手に届く場所にあるので、ザックを背負ったまま荷物の取り出しができるのがとにかく便利。
背面メッシュも伸縮するので意外と物が入る。そして背面のパッドがマットになるので便利。
個人的にお気に入りなところはヒップベルトのポケットが使いやすい。ヒップベルトの生地が厚めだったり止水ジッパーだと開け閉め、物の出し入れがしずらいのだけど、このバックパックは生地が薄くて止水ジッパーじゃないから開け閉め、物の出し入れがしやすい。容量もそこそこ入る。かなり好き。
現行品は生地が変わって防水性能がアップして、ヒップベルトが脱着できる仕様だそうです。