【ULアウトドアウェア】軽い!温かい!化繊の常識が覆る!Enlightened Equipment Torrid APEX Jacket 

【ULアウトドアウェア】軽い!温かい!化繊の常識が覆る!Enlightened Equipment Torrid APEX Jacket 

軽くてコンパクトで汎用性も高い

もう2年くらい着てる化繊綿のジャケット。冬はほとんど街着で着てます。街を歩くだけならシャツの上にこのジャケット羽織れば寒くない。ほんとこれはいい買い物だった。

サイズ感は身長169cm、体重61kgでSサイズ着てますけどちょうどいい。

ダウンジャケットとして見た時の立ち位置的な話になると、個人的な主観ですけど、薄手のダウン(冬山のインナーダウン)と中厚手ダウン(冬山ビレイ時の保温用アウター)のちょうど間くらい。夏の高山、秋冬の低山、キャンプの保温着、街着で真冬のアウターとして活躍。化繊なので洗濯に気い使わなくていい。汎用性高い。私はハーフジップのアノラックですけどフルジップもある。

重量はフルジップで235g、私のはハーフジップだから若干だけど軽いはず(測ってない)ネットで買って宅配業社さんが玄関まで届けてくれて、受け取った瞬間、思わず軽っ!!って口から出た。

enlightened equipmentホームページ

このジャケットに使われているのはclimashieldと言う化学繊維。

化繊って言ったら水に強いけど、ダウンに比べて重いし嵩張るのが常識だけど、これは覆る。

化繊の中でも軽量と耐久性に特化している優れものらしい。

軽いのはわかったけど素人の自分にとって化繊ダウンの耐久性って何だ?って言う話だけど、色々とウェブサイトを調べていくうちに、どうやらこの化繊はシート状でジャケットに封入されているらしいのだが耐久性が高くロフトが潰れにくくヨレなくて散らばらないのでボックス構造にしなくてもいいらしい。それだとコールドスポットも無くなるから一石二鳥なのだ。

これまでアメリカ軍で使用されているだけあってその実力は折り紙つき。

そしてそのclimashieldの中でも更に軽量で耐久性のあるモデル、APEXが使用されているのがこのジャケット。

climashield社ホームページ

今まで化繊ダウンって言ったらprimaloftでその中でもpatagoniaのマイクロパフで使われてるprimaloft goldだろって思ってたけど、色々種類あるんですね。

こんな新しい物があるんだと思ったけど、climashield自体は90年代からアメリカ軍で使用されてて、それが登山用に使用されるようになって最近と言っても10年以上前から存在するわけで時々見るアメリカ人のやってるウルトラライト系のYouTubeチャンネルで2015年くらいに紹介されてるの見つけて、俺遅れてんなと思ったりもして、常にアンテナは張り巡らしたいものです。

最近だと日本のガレージブランドや有名セレクトショップがclimashieldを使用したジャケットを作って発売しているのでそれなりに認知されてきてはいるみたいだけど、primaloftに比べたらまだニッチな感じだし値段も高い。

ちなみにジャケットの話に戻ってデザインはシンプルで首元の後ろに小さいロゴがワンポイント。

ロゴの主張があるだけで、どうしてもアウトドア感ありありで(別にいいけど)街なんか歩いてるとアウトドア好きなのかなとか、フェスが好きなのかなとか思うけど、これだと街歩いててもアウトドアっぽくない。

艶消しっぽいマットな色でレザージャケットのような見た目と着用した時のclimashieldのフワッとした着心地と10デニールの薄い生地だからなのかシナッとした質感。

アメリカのUL系ウェブサイトやSNSを見て紹介されてるブランドイメージは性能のわりにリーズナブルな価格設定で敷居は高くないんだなって感じがしたけど、日本から購入すると円安、送料、関税を合わせたらそこそこな値段ではあるので財布と相談となる。

時々セールで20%オフとかやってるんで、そこを狙って購入すれば、物によっては送料代くらいはうかせそう。

フリマアプリで購入したDCFの2Lのロールトップのスタッフサックにちょうど入って、このジャケット専用のスタッフサックになった。

同じくらいの保温力の羽毛ダウンだったらこの半分くらいで収まりそうなので、収納の面ではダウンに軍配が上がる。とはいえ充分コンパクトだと思う。

それにしてもブランドのネーミングがカッコよすぎる。生きててENLIGHTNEDなんて単語は中々聞かないし、まず使うことない。

ENLIGHTNED、、、相当な自信だ。