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メジャーな美濃戸登山口から山頂を目指す
八ヶ岳最高峰の赤岳に登山してきました。
赤岳の登山口は茅野市側からの美濃戸登山口と、野辺山、清里側からの県界尾根、真教寺尾根ルートがあるそうです。
今回はメジャーな美濃戸登山口から赤岳の山頂を目指しました。
このルートは初めに南沢(行者小屋方面)と北沢(赤岳鉱泉方面)で分かれるため、今回は登りは南沢、下山は北沢でした。
登山口の手前に赤岳山荘駐車場がありました。1日、乗用車1000円、二輪車500円。
赤岳山荘までの道は舗装路ではないため、車高の低い車は要注意です。
岩が突き出てたりして、凸凹な道です。

南沢から行者小屋を目指す
8時半登山開始。
南沢は藻が生い茂る樹林帯を沢沿いに歩いていきます。登山道は整備されていて、歩き易い。途中登ったりするものの、基本平坦な沢沿いの登山道を歩き続けます。
2時間歩いただろうか、樹林帯が終わり視界が開け、これから登るであろう赤岳が目の前に。迫力がある。そして広場に建物とテントが張られている。

行者小屋から文三郎尾根ルートで赤岳山頂へ
行者小屋に到着したのは10時半。ベンチで少し休憩をする。
行者小屋から赤岳山頂へは地蔵尾根ルートと文三郎尾根ルートがあります。
今回は文三郎尾根ルートで山頂に登り、下山は地蔵尾根ルートで行者小屋に戻ってきました。

登り始めてしばらくすると、階段にマムートのロゴ。
ここの登山道の整備にマムートが一躍買ってるそうです。
粋な階段です。
文三郎尾根ルートはひたすら急登な階段が続きます。
高度感抜群で、まるで天国へと続く階段のようです。
階段が終わると、荒々しい岩場に。

鎖の連続で、3点支持で。
20分くらい登ると梯子が目の前に。
梯子を登ると頂上。
到着したのは12時ごろ。

山頂から稜線を歩いて地蔵の頭を目指す
赤岳の山頂のすぐ横に山荘がありますが、コロナの影響で閉鎖していました。
地蔵の頭近くの赤岳展望荘は営業してました。
お昼を山頂で食べようと思いましたが、ガスが出てきて、風が強過ぎなので、稜線から降りてからにする事に。
爆風の稜線を1時間くらい歩いて赤岳展望荘、通り過ぎて、しばらく歩くと、すぐお地蔵さんが出迎えてくれます。
地蔵の頭に到着したのは13時。
晴れてて、風も穏やかだったら、稜線を歩いて横岳、硫黄岳と縦走と行きたいですけど、寒くてそんな気になりませんので、地蔵尾根で行者小屋へ下山します。

地蔵尾根ルートで行者小屋へ
地蔵の頭から行者小屋までは約1時間。
階段をひたすら降りていきます。
まだ10月中頃ですが氷柱、登山道に霜が降りていて足元に注意しなければいけません。
地蔵尾根ルートは文三郎尾根ルートに比べると急稜な岩場もなく、斜度も緩やかで、易しく感じました。
行者小屋から赤岳鉱泉へ
再び行者小屋に戻り、ここから北沢ルートの赤岳鉱泉に向かいます。
行者小屋からだと、登山道は下りなので楽です。
30分くらいすると、広場に出て、建物やテントが張られているのが見える。

赤岳鉱泉名物のアイスキャンディーの足場。
厳冬期になると氷の塊に。
本来であれば、ここで宿泊して、名物のステーキを食べて、温泉といきたい所だったのですが、翌日は雨なので、今回は諦めました。
次回の楽しみに取っとく事に。

気づいたら昼飯を食べず2時半を回っていたので、遅めのランチタイム。
カレーメシをジップロックに入れて持ってきました。
これは持ち歩き便利で良いと思います。
250mlのお湯を沸かして入れるだけです。
北沢ルートで下山
北沢ルートは南沢ルートの樹林帯に比べると、登山道が開けていて明るく、道も整備されていて、歩き易い。
1時間半ほど歩くと登山口に到着。
時計を見ると17時。
ちょうど良い日帰り登山でした。