【アウトドアツーリング】名古屋から北海道 12日間 ⑨日目 帯広から函館まで

【アウトドアツーリング】名古屋から北海道 12日間 ⑨日目 帯広から函館まで

朝から日高山脈の峠道を走る

この日は朝の7時過ぎにネットカフェを出発。一気に函館まで行くことにした。約430kmを走ることになるので、到着する頃はもう日が暮れてるかもしれない。

帯広市内を抜けてまた田舎道を走る。目の前には十勝幌尻岳。田舎道から街中にまた田舎道、しばらくして峠道へ。どうやら日高山脈を越えるらしい。どんどん登って行くので、だんだん寒くなってきた。

ちょっとこれはやばくないかと思ったら、道路の温度計が2℃だった。標高は1000mを越えている。ここは日勝峠と呼ぶらしい。もう冬じゃん。

ライダーは沿岸よりは少ないが内陸に入ってからも時折すれ違うが、さすがに自転車はまだ見ていない。

峠道から降りた山間の小さな町に道の駅があったので休憩する。セイコーマートで温かい飲み物とパンを買って店の前で食べる。寒い。まだ10時前だったのか他の店は閉まっている。このまま走れば昼ごろには千歳くらいまで行けそう。

峠を越えてやっと街中だと思ったけど、、、

再び山道を30分くらい走ったら街中に。財政破綻で一時期ニュースになった夕張市。道の駅があったのでトイレを借りる。道の駅とスーパーが合体したような所だった。

夕張からしばらく走ると道路沿いに店が増えて、予定通り千歳市内には昼頃に着いた。まだまだ先は長いので走り続ける。

千歳市を過ぎると、また山間の道が続く。本当にうんざりするくらい北海道に来てからと言うもの、沿岸か山道しか走っていない。

しばらくして湖沿いに出る。しばらく支笏湖沿いを走る。相変わらず幹の白い木が立ち並ぶ林道で海外を走ってる気分になる。

支笏湖を過ぎてから山道をどれくらい走っただろう。時計を見たら13時半。そろそろ昼飯を食べねばと立ち寄ったのがキノコ王国。なんだここは!!

とりあえずトイレずっと我慢してたので、トイレに駆け込む。

しばらく施設内を見てから、昼食。きのこのおにぎりとなめこ汁。なめこ汁が身に染みる。道の駅みたいな感じの場所で昼時だったからめちゃくちゃ混んでた。ここはきのこ収穫体験もできるらしい。ちょっと面白そう。

休憩して少し回復したので出発することに。

体が疲れるというか、ずっとアクセルを握ってるんで手が痺れる。こんな握るのはおそらく自分の息子の次くらいじゃねーかと考えながら山道を走る。

気づいたら洞爺湖沿いまで来た。なんか隆起した岩があると思ったら看板に昭和新山と書いてあった。特に写真を撮ろうとは思わずそのまま通り過ぎた。

ちょうど休憩できそうな場所があったので、バイクを停めて写真を撮る。

時折雲の隙間から富士山みたいなの見えたけど、羊蹄山かな。

とりあえず今の時刻は14時なので暗くなる前には函館に着きそうだ。

山道から降りて、長万部の沿岸を走る。線路と並行していて信号がないから電車と並んで少し走る。沿岸を函館に向かって南に降りながら、山道、峠道を走り続ける。

陽が傾いて西陽になりかけたくらい、目の前に大きな山が見えて、北海道駒ヶ岳と標識があった。あんなかっこいい山だけど100名山じゃないのが驚き。

峠道を抜けると、車線が増えて高速道路のような道になる。遠くには街並みが見える。ようやくである。

函館市内は帰宅ラッシュで大渋滞

日が暮れかけた17時前くらいに、函館市内に入る。まだ宿も決めてないが、フェリー乗り場の近くに快活クラブがあるので、そこに泊まって朝一大間行きフェリーに乗るつもりだ。

と、考えてたらちょうど快活クラブの前を通り過ぎる。まだ時間があるので駅前の繁華街の方に行ってみる。

中心部に近づくと函館山が見える。半島の先に山があって、その麓に街。こんな作りの街を今まで見たことなくて面白い。

中心街を路面電車が走ってて、ちょっと驚く。観光地なのもあって歩いてる人多いし車も多い。駅前に飲食店も多くて楽しそうなので、どこかにバイクを停めて歩きたいけど停める場所が見つからず、車も多いので渋滞に巻き込まれ中心地から離れることに。

結局戻って五稜郭公園の方に行く。五稜郭公園を学生が自転車で走ってるのを見ながら、外から来た人には観光地でも地元の人にとっては通学路だったりするんだろうなと。夕方の帰宅ラッシュの渋滞がすごいので近くにあったセブンイレブンに逃げ込む。

飲み物を買ってイートインでしばらく休憩する。

とりあえず今日の宿泊予定の快活クラブに行くことに。

快活クラブの前には同じようにバイクの荷台に荷物を括り付けた他県ナンバーのバイクが4台停まってた。やっぱ考えることは一緒だよね。

まだ時間があるのでバイクを停めて近くに晩御飯。

北海道最後はまた回転寿司に来てしまった。さすがに昨日ははま寿司だったので、今回は函まるずしと言うおそらく函館の回転寿司のお店じゃないかな。

これで一応北海道で海鮮食べたって堂々と言ってもいいんではないのか、、、。

しばらくまたアルコールは飲まないであろうから北海道の最後の夜は生ビールで乾杯。

ほろ酔いで快活クラブに戻って、受付を済ませる。定番のフラットシートに荷物を置いて、シャワーを浴びて、そして溜まった洗濯物。快活クラブはコインランドリーがあるのでありがたい。

移動時間 7時間34分  移動距離 416km