テントのシームテープを貼り替え
わりと単純作業なので生地がまだまだ使えそうだったら自分で貼り替えるのもあり。
必要な物
アイロン、シームテープ、当て布
作業について
劣化したシームテープを剥がして、剥がした所に新しいシームテープを置いて布を当ててアイロンをかける。
シームテープの劣化具合について
ステージ1は浮いて剥がれただけのシームテープ。この場合は再接着できる。当て布してアイロンをかけるだけ。
ステージ2は浮いて白くなって乾燥したシームテープ。手で引っ張ってすぐ剥がれる。
ステージ3は乾燥して所々千切れているやつ。これはゆっくり剥がさないと生地に残るので慎重に剥がす。
ステージ4はシープテープが乾燥して割れてボロボロになってしまったやつ。こびりついてボロボロになったシームテープを生地に傷が付かないように爪やナイフの様な物などで取り除く。
剥がす前の写真を撮り忘れたけど、まずボロボロになったシームテープを剥がすところから。
ちなみに今回はステージ3からステージ4くらいだったため、剥がすのに2時間近くかかった。
生地に付着したシームテープの剥がし残しやゴミを拭き取る。
シームテープを置いて当て布をしてアイロン。
アイロンの温度は120度くらいがいいんだとか。私のアイロンは温度が分からないので表示にある化繊から試してみましたが化繊だと当て布するせいか温度が足りないらしく時間がかかるのでウールとか綿くらいまで温度をあげる。
アイロンかけた場所は透明になって接着される。
アイロンのかけ忘れがないように丁寧に作業するだけ。
今回はダブルウォールテントのフライシートだけだったのでシーム処理をする縫い目も多くないので自分でやったけど、ボロボロになったシームテープを剥がすのはかなり根気のいる作業。
シングルウォールテントみたいに一枚布で雨を防ぐテントはシームテープの貼る場所も多く細かいと思うので業者にお願いするのがおすすめ。