【アウトドアツーリング】名古屋から北海道 12日間 ⑧日目 雌阿寒岳登山して帯広市まで移動

【アウトドアツーリング】名古屋から北海道 12日間 ⑧日目 雌阿寒岳登山して帯広市まで移動

早朝テントの撤収、そして登山へ

昨晩はほとんど寝れず、結局朝の5時すぎにテントから出る、さて、どうしようかと考えながら、5時半過ぎくらいから荷物をまとめて撤収の準備を始める。ちょうど撤収してたら駐車場に停まっていた車が出ていった。

ほんとはもう一泊して雄阿寒岳も登ろうかと思ったけど、ここにもう一泊する気になれず。

6時半すぎにパッキングが終わって、朝ごはんを作る。登山をするのでマルタイラーメンとおにぎり。食べ終わったのは7時すぎ。荷物をバイクに積んで、受付の時に渡されたテントにぶら下げるプレートを受付の前にあるフックに返却する。

昨晩は遅くまで焚き火をしていた青年はまだ眠ってるようだ。

7時半に準備ができて登山口に向かう。

8時過ぎにに登山開始して12時前に下山。登山道でクマゲラを見つけて、羅臼岳の登山口で一緒だった欧米人のハイカーと再開したりと、充実した登山となった。

下山後、登山口にある野中温泉へ。日帰り入浴は400円。貴重品はフロントで預けて、温泉へ。熱めの湯加減、源泉掛け流し。ちょうど登山客は登ってる時間帯だったので貸切状態。ボディソープとかシャンプは置いてないので持参。

まさにTHE 温泉って感じでした。ここいいっすよほんと。

野中温泉ホームページ

温泉を出てバイクに戻ると、下山してきた夫婦の男性に声をかけられる。バイクで名古屋から来てるの?へ〜、この後はどこに行くのと?帯広と答える。

それを聞いた男性は、おっ!?幌尻岳行くの!!と言うので、私は苦笑い、、、女性の方がそれに気づいて苦笑い、、、。多分男性は根っからの山やって感じの方だった。ちなみに天気予報は明日の午後から雨なのでさすがに幌尻岳には登れない(今回登る気ないけど)登山口まで遠くて、登山口からガッツリ渡渉があって山頂まで遠くて途中の小屋泊じゃないと行けない、最難関の100名山と呼ばれる山(一応気になって旅前に調べた)。晴れてても今回の20リットルのULザック、ソールが剥がれた靴、内部剥離した煎餅マットという装備しかない。

実は大雪山系の十勝岳だったらソールの剥がれた靴にまた瞬間接着剤を塗り直したら持ちそうだなと思って考えたけど、天気予報は明日の夕方から明後日にかけて道東、道央は雨。バイクだと雨で移動はキツイので今日帯広まで行って明日の午前中に天気予報で雨が降らなさそうな道南に行こうと思ってたところだった。

北海道と言っても広いので場所によって天気が違う。考えたら九州より大きいのだ。そりゃそうだよね。

久しぶりの都会、帯広へ

12時半に帯広に向けて出発する。1時間くらい山奥を走っただろうか。時々小さな街にでる。足寄湖を過ぎてからしばらくすると、広大な平野になる。進行方向の右手には大雪山系が見え、地平線に向かって走る。自分で運転するバイクで地平線に向かって走る日が来ると思ってなかった。

ずっと農場と牧場しかない。牧場や農場の入り口に牧場や農場の名前が書いた看板がある。苗字が牧場の名前になってるところが多い。そこには牧草ロールが転がってて放牧されたホルスタインがそれを食べている。

しばらく走ってたら街中に入る。

上士幌町に良さげなキャンプ場と温泉があるから少し迷ったけど、天気の心配と久しぶりに街に降りたい気持ちが勝った。

士幌町の道の駅で休憩。なんだかこの辺りは十勝士幌牛が有名らしくて、のぼりや牛の人形が置いてある。外にある売店の前にあるベンチに腰掛けてソフトクリームを美味しそうに食べるライダーのお姉さんを見て、無性にソフトクリームが食べたくなってしまう。これだけ士幌牛を推してる道の駅のソフトクリームなんだから牧場直送の乳脂肪たっぷりの濃厚に決まっている。売店で350円払っでソフトクリームを注文して受け取ると売店の前にある椅子に腰掛けて一口食べる。普通のソフトクリームでガッカリする。

道の駅を出て走ってるとだんだんと道路沿いにお店が増えて、見慣れたチェーン店が並びショッピングセンターあって久しぶりの街中にほっとする。

帯広に到着したのは16時過ぎだった。帯広に着いて、私が感じた勝手なイメージは都心から少し離れた郊外のベッドタウンくらいの規模で住みやすそうな街って印象。駅前に近くになるにつれて車が増えて少し渋滞している。この1週間ど田舎にいたので都会に感じる。通りを走ってたら回転寿司の看板。無性に寿司が食いたくなって、どこにでもあるハマ寿司に。ずっとコンビニ飯だったのでバカ喰いしてしまった。

これで北海道に旅行して海鮮を食べてきたと話すのはやっぱだめだろうか。。。

日も暮れかけて旅の疲れを癒すべく、スーパー銭湯へ行く。

やっぱスーパー銭湯はどこも同じだと思う。時間どきのため混雑していた。

サウナに入ってたら、多分常連同士なんだろうか、私を間に挟んで喋り始めて困った。

体重計に乗ったら2キロ増えててドキッとする。風呂上がりに血圧計があって測ったら上も下も基準値を超えてて、またドキッとする。最近副鼻腔炎の薬を飲んでるからだろうか。ランニングしてないからだろうか。色々と勘繰りながら、とりあえずアルコールはやめておこうと思うのだった。

銭湯の休憩室が畳で奥に座椅子があったのそこで2時間くらい仮眠した。

外は真っ暗で今晩の寝床に向かう。

大通り沿いに24時間の快活クラブみたいなネットカフェがあったので今晩の寝床に。フルフラットシートが空いててよかった。駅前のゲストハウスに泊まろうかと考えたんだけど、駅前とか繁華街だとバイク停めれる場所がなくて困る。車の駐車場はすぐ見つかるんだけど。結局、バイクだと駐車場がある郊外になってしまって、安値で素泊まりできるネットカフェになるのであった。

走行距離 128km 移動時間 2時間10分